ヒメツルソバ

ヒメツルソバ  タデ科 イヌダテ属
別名:ポリゴナム

インド北部からヒマラヤ原産の常緑ほふく性多年草で、日本には明治時代の中頃、観賞用として入ってきた花だそうです。
葉や茎のふちに赤い毛が生えていて、茎は赤く見えます。また茎は細く、地を這ってよく分かれ広がります。
葉には柄がついていて花がなくても楽しめ、草丈も10cm程度と低く、まるで絨毯のように広がっています。
花は5月頃から10cmほどの花茎を出し、その先に5mmほどの小さな花を球状に集めて咲きます。つぼみの内はとがった形の花なので、丸いその姿はまるでピンクのコンペイトウです。
日当たりと水はけのいいところを好むそうで、石垣の下、歩道にはみ出しそうになりながら、咲いているのをよく見かけます。

小さなピンクのコンペイトウは、葉の模様もかわいく、庭があったらぜひ手に入れたいと思いました。



   ヒメツルソバ
    別名:ポリゴナム
    科属:タデ科 イヌダテ属
    原産:ヒマラヤ  常緑ほふく性多年草
    草丈:10~25cm
    花径:1cmほど  花色:桃
    花期:5~12月

# by hiroa328 | 2005-11-25 16:47 | 見知らぬ花